私が陰謀論を信用できない理由

データや一部のそれらしい情報をつなぎ合わせると

あら不思議!!

これって何かに見えやしないですか??

ユニコーンに見えるよね?

凄くない?これ

ユニコーンだ!

見える人には見えるんだな、これが!

みんなにも教えなくちゃ

ちょっとまっていー!

陰謀論への反証

  • アメリカの月面着陸が捏造(ねつぞう)だという説については、詳細な検証と反論がされている
  • ナチス・ドイツの戦争犯罪者ルドルフ・ヘスが刑務所で別人と入れ替わったという説は、遠縁の男性が提供したDNAによって反証された
  • 人気者が実はすでに死亡しクローンに入れ替わっているという説はたくさんあり、ポール・マッカートニーやビヨンセ、アヴリル・ラヴィーンについても言われたことがある
  • なぞめいた秘密結社イルミナティが世界を支配しているという話は諸説あり、色々な著名人や政治家が結社のメンバーだと言われがちだ

ロンドン大学ゴールドスミス・コレッジのクリス・フレンチ教授(心理学)は、陰謀論について。

「自分たち人間は、物事にパターンや規則性を見出すのが得意だ。しかし時にそれをやりすぎて、特に意味も意義もないところに、意味や意義を見つけた気になってしまう」

「それに加えて私たちは、何かが起きると、それは誰かや何かの意図があって起きたことだと、思い込みがちだ」

と、ありがたいお言葉を仰っております。

陰謀論は本能が紡ぎだす夢物語なのか?

恐怖や不安を理解できていないと安心・安全でいたいという本能が満たされずに
生存の危機を感じ続けなければいけない。

そこで、とりあえずこんな理由や意図があってこういう事件は起きたんですよという
なんとなくデータや情報を繋ぎ合わせて出来上がった物語が、事件の起こった背景として理由が分かれば
なるほど、そういう事だったのね、理解しました納得しました。
で 何故か、一安心してしまうのでした。

陰謀論の問題点
なぜ陰謀論は間違うのか

大きな事件が起こると、私たちは情報と情報の関連性を見つけ出し、これは単なる偶然ではなくこういう意図が初めにあり、仕組まれて起こされたのだという物語を作ってしまう。

その物語には「利益を享受する者」と「搾取される者」が登場するので、物語は陰謀論となり、何もかもが陰謀を企てら利益を享受する者たちのせいだということになる。

安心をとりあえず得たいがための陰謀論は、かくして創り上げられるのでした。

それは、本当の犯人を捜すのがとても厄介で面倒で手間がかかるため、とりあえず状況証拠があるものに、適当な動機を結び付けて、犯人を仕立て上げる冤罪事件のようなものなのかも知れません。

陰謀論に引っかからないために

一般常識の多くに、バイアスがかかっているので、注意が必要です。

しかし、洞察力や知恵を付けれる事ができるならば、こうした、陰謀論の罠に引っかかることはありません。

事実と誤認を分けて考えることが、出来るはずなので自分の頭で洞察力と知恵をつけましょう。

この話自体、信じる?
信じない?

どっち?

あなた次第ですけど?(笑